
今回はキャノピーに正負圧ポンプ取り付けたいと思います。

これはどんな効果があるんですか?

キャノピーは燃料をサイフォンの方式で上からただ燃料を落としているだけなので
高回転時や車体が大きく傾くような場面で燃料の供給が追い付かなくなることがあるらしい
知らんけどw

つまりガス欠になるって事ですか?

単純にガス欠になって止まるだけなら良いんだけど
仮に高回転時に燃料が急に足りなくなると焼付く危険性もある

なるほど。
それは怖いですね。

あとこの後Dioのキャブレターも取り付けようと思ってるんで
なおの事燃料が足らなくなる可能性があるので
強制的に燃料を送りだす【正負圧ポンプ】を取り付けます。

Dioの燃料ポンプってやつですね。

ジャイロをいじってる人は殆どの人がやってる改造だからね。
色んな方がネットで情報発信してくれてるんで
それらを参考にしてやれば何とかなるかと。
まぁ実際私に出来たから誰でも出来ます。
今回は失敗した部分も含めてお話します。

了解しました!
最後までよろしくお願いします。
用意するもの

まず材料ですが
- 正負圧燃料ポンプ
- ニップル
この二つは必ず新たに用意する必要があります。
- ドライバーセット
- 液体ガスケット
- ミニルーター
- タップダイスセット
この四つは既にお持ちか、代用できるものがあればそれでOK!
- ファイバースコープ
↑これは特に必要ありませんがあると色々面白いです。
特に老眼の方には強くおすすめします。
一応今回私が使用したモノのリンクを貼って置きます。
ミニルーターは私の物は販売が終わっていたので似たものを載せておきます。
燃料ポンプの加工

モノが揃ったらまずは燃料ポンプを加工します。
ジャイロの場合燃料タンクからホースが下から来ているので
実際に取り付ける場合はこのようになります。
これだと負圧ホースが下を向いてしまい動作が不安定になるらしい。
気にせずこのまま取り付けている人もいるようですが
良く分からないので今回は加工して向きを変える方法を私は選択しました。
加工方法はいたって単純で、
一旦ばらして向きを変えて組むだけなんですが
モノによって違うかも知れませんが
私が買ったポンプはトルクスネジが使われていました。
そのため最初に説明したドライバーセットを用意してばらします。
ばらしたら中のバリなどを綺麗に削って処理する。
中国製のこの手の物は結構雑なんでここは丁寧に確認した方が良いと思います。
綺麗になったら合わせ面に液ガスを塗って液ガスが乾いたら組み付けるだけなんですが
これが結構難しい。
燃料漏れを恐れて強く締めすぎるとパッキンがずれてしまう。
ちょうどいい塩梅で締める必要があります。
実は私は上手く行かず
燃料漏れがおさまらず
パッキンもダメにしてしまい。。。
もう一個ポンプを買おうか相当悩んだんですが
嫁に「もう一個買ってうまく出来るのか?」と問いただされ
値段は4倍近くしましたが
結局ジャイロベース越後屋さんで
ジャイロ用に加工済みのポンプを買いました。
加工に自信が無い人は最初からこちらを買うのも選択肢かも知れません。
最初に説明した
インテークマニーホールドの加工

ポンプの加工が済んだら次は【インマニ】の加工です。
ジャイロの純正ポンプは
ポンプではなくコックで、負圧によって弁を開いて燃料を流してるだけなので
純正のままだと負圧しか取れません。
正負圧ポンプを正常に働かせるために正圧を取る必要があります。
ちなみに
負圧=吸う力
正圧=吐く力
です。
この吐く力があって初めてポンプの働きをしてくれます。
で、どこからこの吸う力と吐く力を取るかというと
このX印の所に正負圧が存在するのでここと
この×印を貫通させます。
↓これが実際に穴あけをしたものです。
この穴にタップでネジを切ってニップルを取り付けます。
他に4番のリードバルブにも穴をあけます。


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お疲れさまでした。
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